キタダイ製作所 の日記
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機械のあれこれ・・・
2011.12.20
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こちらで活躍してもらってる主要機械について説明します。
工作機械と言えば、やはり旋盤が基本だと思います。
基本動作は加工対象物を回転させながら固定した刃物をあてて削っていく機械です。
X軸、Z軸の2軸を操作しながら様々な形状に仕上げていきます。
加工対象物を回転させて削るので切削した完成品は丸い形状になります。
その他、ネジ切り、穴あけもできます。
基本は旋盤といえども、薄肉形状、細長形状、ネジ切り等、
奥が深く、かなりの経験が必要です。
この普通旋盤(汎用旋盤)の動作をコンピューターで数値制御して2軸を動かすのが
CNC旋盤となります。
次にフライス盤です。こちらは基本、加工対象物は固定され、
刃物が回転して削っていくのが基本動作です。
X軸、Y軸、Z軸の3軸を操作しながら様々な形状に仕上げていきます。
付加機器を搭載する事で4軸~にもなります。
切削した完成品は旋盤よりも複雑な形状になる事が多いです。
軸が多軸なので工夫次第で色々な加工ができます。職人技の見せ所です。
このフライス盤に数値制御、自動工具交換機能を付けた機械が
一般にマシニングと呼ばれている機械です。
こちらのCNC旋盤で加工中の画像です。
強力にクーラント(切削油)を噴射しながら加工してます。
切削熱による膨張を少なくし、工具寿命も延ばします。
